
突然、Googleからサーチコンソールエラー「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」と通知がきました。原因がわからず対処できません。どうにかしたいです。
この記事では、上のような悩みを解決します。
本記事の内容
- サーチコンソールのindex、noindexタグとは?
- noindexになっているかの確認はカバレッジを確認する
- カバレッジにエラー表示される原因
- 『送信されたURLにnoindexタグが追加されています』の修正方法
- この記事のまとめ
この記事を読むメリット
- noindexタグエラーを解消できる
- noindexエラーになる原因を理解できる
この記事を書いた人

この記事を書いてる僕は、どこにでもいるブロガー。ブログ月収56万。月6桁が安定してきたので現在は引きこもりながら仕事しています。
Twitter:(@takablog5867)
もくじ
サーチコンソールのindex、noindexタグとは?

まずは、indexとnoindexについて簡単に説明します。
indexの説明
indexとは、検索エンジンにサイトの情報が登録されることを言います。サイトが検索結果に表示されるためには、検索エンジンにインデックスされる必要があります。
noindexの説明
noindexとは、検索エンジンにインデックスされない状態のことです。つまり、検索エンジンに情報が伝わっていないので検索結果に表示されることはありません。
すなわち、noindexのときは『記事を更新しても自分から認知しないで!』と言っているのと同じなので、一向に検索順位が上がらないというわけです。評価も上がりません。
僕はつい最近まで、サイト全体をnoindexに設定していたので、評価が一向に上がらないのをおかしく思い、調べてみたところ、そういうことでした。

初心者ブロガーさんに多いことなので、「評価が上がらないなぁ」と思った人は、サイト全体をnoindexにしている可能性大です。
indexとnoindexが存在する理由

サイトを作成したら、どのページもindexされることが望ましいわけではありません。
例えば
自分が必要ではないと感じる記事をindexしたらその記事は誰にも「得する」記事ではない=読まれない記事になるので評価が下がります。
検索エンジンにとって質が低いと判断されるページは意図的にnoindexに設定しておいた方がいいのです。なぜなら、質の低いページがあるとサイト全体の検索順位を下げてしまうかもしれないからです。
HTMLサイトマップや管理画面、重複ページなどがそれにあたります。そのため、検索エンジンにindexされたくないページはnoindexに設定しておきましょう。
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noindexになっているか確認はカバレッジを確認する

下がカバレッジの画面になります。
サーチコンソールのトップ画面から「カバレッジ」を選択すると、下の画面のように表示されます。

詳しく解説していきます。
カバレッジのステータス詳細
ガバレッジには、4つのステータスがあります。それぞれ説明します。
4つのステータス
- エラー:インデックスされていないページ
- 有効(警告あり):インデックスされているが、注意しておくページがある
- 有効:インデックスに登録されているページ
- 除外:インデックスされていないが、重複ページなど正常に対処されているページ
エラーの詳細を確認する
カバレッジの画面から下にスクロールすると、下の画面があります。

エラーの詳細を確認するには、エラーと書かれている行をクリックします。すると、下のような画面が出てきます。

サイト自体noindexにしている人は「~/sitemap.html」と表示されています。
カバレッジにエラー表示される原因

Google XML sitemapsで作成されたサイトマップは、インデックスされるためにサーチコンソールへと送信されます。
しかし、インデックスされないようにするためのタグであるnoindexが含まれているページが送信されていることが原因でサーチコンソールにエラーが表示されていました。
僕の場合はカテゴリー、引用タグをnoindexに設定しているのでそのエラーが出ていますが、自分で意図的に設定しているので問題ありません。

そうでない人は、noindexに設定されているページが本当にそれで大丈夫なのか、それともインデックスする必要があるのかを判断して自分で設定しなおす必要があります。
noindexエラーは必ず改善しなくても良い場合もある
「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラーは、サイト運営者にインデックスされていないページがあるという状態です。
そのため、故意にnoindexしている場合でも『送信されたurlにnoindexタグが追加されています』というエラーは発生します。先ほども言った通り、noindexとなっている原因が自分でわかっている場合は改善しなくてOKです。
上記で説明した通り、HTMLサイトマップはインデックスされなくてよいページです。すでにnoindexに設定されているので、エラーとして表示されていることが気にならなければすぐに修正しないでも問題ありません。
しかし、きちんと解消したい場合はサイトマップに「sitemap.html」を含めないように修正しておきましょう。
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「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の修正方法

修正の仕方はいくつかあります。
修正方法
- Google XML sitemapでの修正方法
- テーマの機能でnoindexになっている場合
上記の2つです。それでは、一つ一つ紹介していきます。
①:Google XML sitemapでの修正方法
「送信されたurlにnoindexタグが追加されています」が発生した場合は、Google XML sitemapが原因となっている可能性が高いです。
まずは、WordPressの管理画面「設定」→「XML-Sitemap」を選択して設定画面を開きます。

赤く囲んである「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックを外してください。
設定の更新をすれば修正完了です。

対処法:サーチコンソールからエラーの修正を検証する
再び、サーチコンソールに戻り「ガバレッジ」→詳細に表示されている「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」をクリックし、下の画像のように表示されている「修正を検証」をクリックします。

検証が開始されるので、エラーが修正されるまで数日待ちます。遅い人は数週間かかる場合もあるので気長に待ちましょう。
修正の検証開始時と終了時にメールが届きます。検証終了の通知が来れば、サーチコンソールエラーが解消されているか必ず確認しましょう。
検証終了の通知が来て、合格していれば、下のようなメールが届きます。

筆者の場合は1週間くらいかかりました。早い人だと3日以内に結果が届くみたいです。
ここまでの内容を実践していただければ、『送信されたURLにnoindexタグが追加されています』というエラーは解消できます。
noindexタグは故意に設定した場合は気にしなくても良いのですが、自分が意図していない場合は必ず修正しないと機会損失に繋がるので、十分注意して扱うようにしましょう。
②:テーマの機能でnoindexになっている場合
WordPressテーマの標準機能で、noindexとなっている場合もあります。当サイトで使用しているAFFINGER5を例にすると、記事の投稿画面にindex変更が可能です。

その他のWordPressテーマでも記事別にnoindex設定ができる部分があると思います。
そのため、ここまで紹介した2つの方法で改善できなかった場合はWordPressテーマ自体の設定を確認してみてください。
対処法:All in one SEO Pack編
All in one SEO Packのnoindex設定を確認していきましょう。All in one SEO Packの設定画面を開いたら、noindex設定中の『NOINDEXをデフォルトにする』部分に注目してください。

noindex確認項目
- 投稿
- 固定ページ
- メディア・添付ファイル
- Embed Response
- ユーザーリクエスト
- ブロック
- 商品リンク
上記の項目でコンタクトフォーム以外にチェックが入っていると、noindex扱いとなりサーチコンソールでエラーが発生します。
そのため、コンタクトフォームはnoindexとしてチェックを入れ、それ以外の項目はチェックを外した状態で保存すると『送信されたURLにnoindexタグが追加されています』が解決されます。
All in one SEO Packを導入している人は試してみてください。
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この記事のまとめ

今回はサーチコンソールでnoindexタグのエラーの対処法を解説しました。
noindexエラーは対処しても消えない場合があります。その場合は数日様子を見てみましょう。エラーが消えてる可能性が高いです。
それでもエラーが消えない場合は、ご連絡ください。
